卵巣がんの好発年齢は?

卵巣がんは幅広い世代で発症し、発症部位によって好発年齢に違いがあります。卵巣がんは以下のように発生部位によって現れます。

 

表層上皮性間質性腫瘍(ひょうそうじょうひせいかんせつしゅよう)
精索間質性腫瘍(せいさくかんしつせいしゅよう)
胚細胞腫瘍(はいさいぼうしゅよう)

 

その他の腫瘍に分けられ、さらにそれぞれが良性、悪性、良性と悪性の中間である境界悪性に分けられ、一般的に卵巣がんと呼ばれるのは、上皮性腫瘍の悪性と境界悪性をさします。

 

発生頻度は、上皮性間質性腫瘍が最も多く、胚細胞腫瘍、精索間質性腫瘍の順になります。
また、性状から、良性であることが比較的多い袋状の膿疱性腫瘍と、嚢胞を作らず、こぶのようになる充実性腫瘍に分けられます。

 

充実性腫瘍の8割は悪性で、そのうち7〜8割は卵巣がんです。

 

卵巣がんに比較的多い上皮性の卵巣がんの場合、早くて30歳代前半、概ね40歳代から50歳代の更年期時期に多く見られ、非上皮性の卵巣がんは10歳代からと若年者に多く見られるのが特徴で、若年者になるほど悪性度は高まります。

 

卵巣がんの発生には遺伝的要素のほかに、卵巣機能不全や月経異常など、排卵回数や月経、妊娠、出産に関する異常経験のある人は卵巣がんのリスクが高くなるといわれ、未婚者は既婚者より卵巣がんにかかるリスクが高くなるといわれます。

 

また、卵巣を原発とする卵巣がんの発生は稀ですが、胃がんや乳がんなどになり、手術を受けたことのある人も、卵巣がんのリスクが高くなります。

 

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