卵巣がんの再発・生存率のこと

卵巣がんの再発・生存率は?

卵巣がんや他の臓器のがんは、治療ですべて体からいなくなったよう見えますが、摘出できなかったがん細胞が再度増えてしまうことがあります。これが再発と言います。

 

卵巣がんの再発への治療法は、

手術をする。
化学療法をする。
放射線治療をする。

 

これらの治療法の中から1つを選んで、治療を進めていくことになります。

 

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手術では、再発した部分がある一定の部位だと分かっている場合は、その部位を取り除く方法を施します。
もし、再発した卵巣がんが転移して広範囲になり手術の難しいパターンは化学療法が取られます。

 

化学療法では、抗がん剤によって再発した卵巣がんの治療を進めていきます。

 

抗がん剤治療の時に大事な点があります。
それは、初めのがん治療の時に、抗がん剤治療が良い効果があったかどうか?です。

 

医師は、前の治療の有効性を確認して、再度立ち向かうがんへのアプローチを練ってくれるのです。

 

もし、前に使っていた抗がん剤がよく効いた場合は、再発したがんにもよく効いてくれるので、その抗がん剤を使った治療から進められるでしょう。

 

ケースによっては、前に使っていた薬の効きが合わなかった場合、新薬での抗がん剤でアプローチしていくこともあります。
新薬は、臨床試験の真っ最中であることもあります。

 

しかし保険が適応されない薬もあるので、医療費が高くついてしまうというイメージもありますね。

 

放射線療法は、がんが脳で再発した時に効果的だと言われていています。

 

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卵巣がんの5年生存率は?

治療が終わり、再発も気になりますが、生存率はどのくらいか気になる点でしょう。

 

ある大学病院では、次のように5年生存率のデータがあります。

 

Ia期 95% ※Ia期とは片方の卵巣にとどまる
Ic期 67% ※Ic期とは腹腔内にがん細胞が見られる
U期 68% ※U期とはがんが子宮や骨盤内の腹膜に拡大
V期 32% ※V期とはがんが腸間膜や肝臓表面など腹膜に拡大しているか、リンパ節に転移している
W期 26% ※W期とはがんが腹膜を超えて肺などの遠隔臓器にまで転移しているか、胸水中にがん細胞が見られる

※参照データ:上坊敏子著「新版知っておきたい子宮の病気」より

 

5年生存率のデータを見て分かる通り、ステージが進む度に生存率が低くなっていくことが分かります。
ほとんどの病院では、5年後、10年後の生存率のデータを聞くことができますが、患者の年齢や持っている疾患、卵巣がんの進行程度でも生存率に違いがありますので、話を聞いたデータは目安と考えた方がいいでしょう。

 

再発と生存率の話をしましたが、がんの治療が終わっても、定期的な検診ががん再発の一番の治療になりそうです。

 

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